軽量鉄骨造には、強度補強のため×字鉄筋が入った「筋交」が中央部分に必要です。
スケルトンリフォームとは言え、30年前の骨組みはそのまま使用します。
「筋交」が中央部分にあることが前提で、間取り、住まい方を考えなくてはなりません。
中央にある3つの筋交い図面
ヘーベルハウスのキュービックは軽量鉄骨造のため、筋交が図面上で多数確認できます。「====」は筋交い。外壁のフレームのほとんどに筋交が入っています。筋交がある位置に、窓を新しく取付けるにも制限があります。
図面中央にも3つ抜けない筋交壁。この筋交を壁ではなくインテリアになるよう工夫しながら、開放感のあるLDKのレイアウトを考えました。

筋交壁が背面にあって落ち着けるアイテム
筋交壁を壁として活かしながら、閉塞感が無いよう壁1には、ソファを付けることにしました。壁2と壁3のエリアには、簡易デスクor キッチンカウンターの案もありました。長めのカウンターにすれば、そこで食事ができ、片付けも簡単と思ったからです。
そもそも手持ちの家具として、ダイニングテーブルがあったので、その近くにさらに、デスクやカウンターを置いたら狭くなると考え保留に。(ここをデスクにする案で進んでいたので、コンセントの高さを机の天板より少し上の位置に多数用意されています)
キッチン収納の半分をつぶすか、キッチンを南に90cmほど動かすか悩みましたが、シニアの動線は広いほうが良いという結論になり、キッチンの半面を筋交壁に付けました。

筋交は壁にしないで×字を見せる選択に
筋交壁は、もちろん壁にすれば何の問題なく隠すことができます。
筋交露出を選択した場合、全部の筋交が出る「ブレースペイント仕上げ」(筋交いを白で全塗装)または、半分壁・半分筋交のいずれかの施工ができることを知り、半分壁・半分筋交に仕様変更。しかし、どの高さに棚位置を設置するのかが、最後まで決まりませんでした。

筋交棚の高さはキッチンの天板とコンセントで決まり
キッチン家電やスマートフォンの充電をするために、キッチンの天板の上にピッタリコンセントが設置されます。もちろん、埋め込まれるのは、筋交壁側に2セット。
開放感とキッチンの小物類の目隠しを両立する高さ、キッチン天板から7センチ上で施工されました。こんなに真っすぐに取り付けていただき、感謝しています。
3つある筋交は同じ高さで統一感が出せました。


筋交棚の上にコンセント+ケーブル格納キャップ
筋交棚の薄い壁の部分に内側を向くケーブルを左右に設置してもらいました。
筋交棚の上に、ワイヤレスインターホンとアレクサechoを設置するので、2カ所にコンセントを取り付けてもらいました。コンセントから筋交棚までの距離が30cm程度なので、機器のケーブルが棚の上で長く残っているのは、きれいではないので、コンセントの下にケーブルが隠せる穴とそこに合うキャップを付けてもらいました。
ケーブルが隠せて棚の上がスッキリしていて、とても気に入っています。

まとめ
- 筋交壁にソファを付け、ソファの少し上にコンセントを取り付けたので、スマホなどの充電とその置き場として背面の筋交棚が重宝しています。
- キッチンの前面収納が半分使えないデメリットよりも、横コンセントのある筋交棚の使い勝手のほうが何倍も勝っています。
調理家電を使う時にコード類が邪魔にならないし、キッチンの反対面にもコンセントがあり充電ステーションとしてどちらからでもこの棚にアクセスできます。 - 半分露出した筋交いがはとてもスッキリいます。現在、山崎実業の3段の棚を筋交の空間と合わせて置いているので、グリーンを飾り色のアクセントをつけています。